秋はわんこにとって一番過ごしやすい時期です。
食欲もメキメキと増してきます。
ドッグフードも完食し、間食もついつい増えてしまったり・・・

秋はわんこの「肥満」、「カクレ肥満」が増えやすい時期でもあります。
欲しがるから、可愛いからといって、与えすぎには注意です。

わんこの肥満の原因としては、食べ過ぎ・運動不足・甲状腺異常などの病気が考えられます。
しかし、肥満の95%以上は、必要量を超えたエネルギーを摂取していること、すなわち食べ過ぎです。

肥満になるといろいろな病気の引き金になります。
特にわんこの場合は、心臓・呼吸器系・骨や関節の病気にかかりやすくなるのが特徴です。

定期的に、わんこの体重を測りましょう。

体重計にわんこを置いてもすぐ動いたりして測れない場合は、飼い主さんが、わんこを抱きかかえ、 合計の目方を測って下さい。
次に飼い主さんの体重を測り、 差し引くことでわんこの体重を知ることが出来ます。
ウェイトコントロールの基本は、適度な運動と、１日に与えるごはんの量を決めきちんとあげることです 。

ごはんの量は、メーカーが指定した給与量を 目安に与えましょう。
給与量を目安に与えて、痩せてきたり、太ってきた場合、 ごはんを与える量を飼い主さんが微調整してあげましょう。
しつけなどで、オヤツをあげた場合は、 その分ごはんの量を減らしましょう。

わんこの元気度に任せて、　 太らせてしまわないよう気をつけましょうね！

ただ中には、沢山運動することによって付いた筋肉のせいで体重が増えたりするわんこもいますので、 一概に、体重増加イコール肥満だと決めつけないように注意することも必要です。
子犬など、栄養の必要な時期のわんこには、きちんと栄養をとらせてあげましょう。