わんこのノミ・ダニについて | 北九州市小倉のペットショップパディア

わんこのノミ・ダニについての情報ページです。わんちゃんの健康維持・よりよい生活のために、どうぞお役立て下さい!

わんこのノミ・ダニについて

暖かくなると、お散歩するにはサイコーのシーズンですが、 野外に出るとノミ、シラミ、ダニ類などの寄生虫がつくことが あります。
それらの寄生虫に引き起こされる感染症には、わんこだけでなく人間にもうつる厄介なものもありますので、 草むらや砂地には安易に近づかない事をおすすめします。
まずは一番に、寄生虫防止を心がけましょう。

ノミやダニが付いた場合に引き起こる病気には以下のようなものがあります。

ノミアレルギー性皮膚炎
ノミの唾液がアレルゲンとなり、赤い発疹が出ます。効果の高い駆除・忌避剤が出回るようになって、最近ではその発症も少しずつ減少しているようですが、注意たしたい皮膚炎の一つです。因みに、犬のうち約10%は、このノミアレルギー性皮膚炎になる可能性がある、という話もあります。
貧血
多数のノミに寄生された場合に起こることがあります。特に子犬、老犬はご注意を!
さなだ虫
人にもかかる感染症です。
ノミが幼虫の時に、さなだ虫の卵を食べて、人や犬との中間宿主となります。
そのノミが、犬や人の口に入ると感染してしまいますので、ノミをつぶした手で物を食べたり餌を与えたりしないようにしましょう。
バベシア症/関連:マダニ(フタトゲチマダニ、ヤマトマダニ、ツリガネチマダニなど)
マダニ(フタトゲチマダニなど)は、赤血球に寄生して、赤血球を破壊してしまうバベシア原虫の中間宿主となることがあります。
ライム病/関連:シュルチェマダニ
シュルチェマダニはボレリアという細菌を運ぶことがあります。
このダニは中部から北の山間部に多いとされますが、北海道などでは平地でも見られるそうです。人にも感染する病気です。
ヘモバルトネラ症/関連:クリイロコイタマダニ
赤血球の表面に寄生して溶血性の貧血を引き起こす菌を、このダニが運ぶことがあります。
アトピー性皮膚炎/関連:ダニおよびダニの排泄物や死骸など
ダニがアレルゲンの一つであるはよく知られています。
遺伝に関係する部分が大きく、70~75%は4~5ヶ月の子犬期から3歳齢にかけて発症することが多いそうです。
もちろん人によっても起こります。
疥癬症/関連:ヒゼンダニ
ダニが皮膚にトンネルを作って寄生。
ダニの唾液や排泄物などの刺激によって、顔や耳の縁、腹部、肘、足先などに激しい痒みを感じ、皮膚が分厚くなったり脱毛したりします。
アカラス(毛包虫症、ニキビダニ症)/関連:ニキビダニ(別名、毛包虫)
本来は多くのイヌの皮膚に普通に住み着いているダニ。
健康であれば問題ないものの、免疫力が低下したり、不適切な食事、また遺伝的背景、ステロイド剤の長期投与などがきっかけとなって異常繁殖してしまうことがあります。
ツメダニ症/関連:ツメダニ
ツメダニが皮膚に寄生することによって激しい痒みを引き起こすもので人にも感染します。
細菌などの二次感染
掻きこすことで皮膚が炎症を起こし、そこから細菌などが進入しやすくなることがあります。
予防と対策
マダニが犬についた場合、わりと好みがちな寄生場所というのがあります。それは、以下のようなところ。
こうした場所は、散歩の後、特に念入りなチェックをした方がよいでしょう。
  • 耳の回り
  • お知りの回り
  • 足先、指の間

ノミを見たら潰す!!という方も多いかと思われますが、潰した際にノミの卵が飛散して、それを吸って感染症になることもあります。 なので、ノミはノミとり櫛でとったら、すばやく洗剤を溶かした水に浸けるなどして処分する方がよいと思われます。 (普通の水では、ノミは気絶はしても死んでいませんので注意!) また当店にも置いております、「フロントラインスプレー」は わん仔の皮膚全身に噴霧して投与するだけで1ヶ月間ノミの寄生を防ぐことが出来るお薬です。

パディアでは、1回500円でトリミングやシャンプー後に行うこともできます。

※フロントライン使用後2日間は、水浴やシャンプーは避けてください。

温かくなって、虫たちも活動的になる季節、お散歩の前にぜひお試しください!

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